学籍番号が3305で始まる応用化学科昭和33年入学組には、当初70名程の在籍者がおりましたが、一昨年、岸本君、佐枝君、前島君の3名が亡くなられ、他界された旧友は8名となりました。年齢的には、若干、古希を越えたところですが、現在も仕事を続けている人、ボランティアや地域活動に励んでいる人、登山や写真等の趣味に悠々自適の生活を送っている人、あるいは体調を気遣いながら、養生の日々を過ごしている人など、人それぞれのようです。それでも何より嬉しいことは、わが3305会には、毎年、旅行や山登りを企画してくれる大変面倒見のよい御仁がいることもあって、この数年は、歳を増すごとに、纏まりのよいクラスとなっていると言えることでしょう。
それはさておき、直近の3305のクラス会は、平成21年11月19日、アルカディア市ヶ谷(私学会館)に於いて行われました。出席者は31名(出席率は52%)でしたが、卒業以来、初めてと言う荻君や、十数年ぶりに出席の後藤君、高桑君などの珍しい顔ぶれもあって、和気藹々と楽しい一時を過ごしました。今回は歓談の時間をたっぷり取ることに留意し、「飲み放題、満腹保障」を金看板に掲げて会の準備を進めましたが、予想よりも料理の量は少々多めのようでした。往年の酒豪、健啖家も、よる年波には勝てず、と言った所かも知れません。
そうこうするうちに、予定した2時間半は、瞬く間に過ぎて、最後に「紺碧の空」、「都の西北」を元気よく斉唱、次回幹事に大島君、小倉(茂稔)君、片江君、永井君を指名し、再会を約して散会しました。