同期会便り

いつも変わらぬ卒業51年目の賑やかなクラス会(昭和33年新制8回同期会)

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 卒業して満51年。欠かさず毎年クラス会を開催しております。今年は昨年と同じ会場(丸の内・国際ビルの東京ファミリークラブ)で、出席者はこの数年ほとんど変わりない27名。

 川上良策君の乾杯の音頭で始まった会は、始めはお互いに親しく懇談しておりましたが、幹事の指名により応化会の活性化活動に携わっている柳澤基盤委員より、この1年間の早稲田応用化学会の活動およびその成果等について説明がありました。そのなかには理工学部創立100周年・応用化学科90周年・早稲田応用化学会85周年の記念事業が開催されたこと、応化会の会員名簿が5年ぶりに発行されたこと、応化の先生方の研究成果が認められ、逢坂哲弥先生の文部科学大臣科学技術賞、竜田邦明先生の藤原賞、日本学士院賞受賞など明るいニュースが続いていること、そして創設僅か2年目の応化会中部支部において、クラスの仲間の牧野兼久君が支部長として、また仲間の笠倉忠男君が2月の支部総会で「環境問題に携わって40年」と題する講演をしたとの活躍ぶりが紹介されました。

 引き続き、出席の仲間から順次、近況報告があり、まだ仕事を続けている仲間もおりますが、さすがに年々減ってきて、仕事の話より毎日の生活の話が中心になってきております。
そのなかには次世代の注目されているエネルギー源である太陽電池の調査研究をしている、認知症にかからぬ対策調査、新裁判員制度による裁判員候補に指名されたなどなどいろいろな話題が出てきました。趣味の話も盛んでゴルフ、麻雀、競馬。囲碁はこのクラス仲間で月1回の同好会を開いており、現在14名が参加し、その実力は全員初段以上の腕前とか。また、このクラスの仲間は卒業後1−2年で結婚したものが多く、今年あたりから金婚式を迎えるとのお目出度い話も飛び出してきました。

 最後に、昨年のこの会で、卒業50周年を記念してクラス全員で、早稲田応用化学会の給付奨学生寄付事業に協力し、30万円の寄付をしようとの幹事の提案に対し、皆が賛成しましたが、その後、直ちに実行されたことについて代表世話人の大矢英男君から事後報告がありました。

 予定の閉会時間も迫り、皆で校歌を唄い、また互いに健康に留意して来年も元気で再会しようと最後まで盛り上がった会でした。
 本年度のクラス会幹事は中野宗太、平子堅一および二見貞三の3君でした。

(平成21年3月13日)