同期会便り

「四期同窓会」('85〜'88年卒業)開催報告

卒業して約20年がたち、昔なら「不惑」の年齢と呼ばれる頃。現在は「働き盛り」と言われ、皆忙しい毎日を過ごす日々に追われているという所でしょうか。
そんな同年代の仲間が、先輩・後輩の枠を越えてざっくばらんに話せる機会を持てないかと思い、「四期('85〜'88年卒業)同窓会」と銘打った集いを10月24日金曜日に開催させて頂きました。「形式張らず、会社帰りにフラッと寄って頂く気分で」と、午後7時開宴の設定にしました。

まずは、'86年卒で今回のメンバーでもある武岡教授に乾杯のご発声を頂き、会はスタート。大久保キャンパスも、我々が在籍していた頃とだいぶ見晴らしが変わっており、以前は軟式テニスコートがあった場所が今回会場として使わせて頂いた63号館となっていたり、また、地下鉄が直接キャンパスに乗り入れていたりと、まさに「浦島太郎」状態。という事で、やはり今回メンバー('87年卒)の本間教授に現在キャンパスの近況をプレゼンして頂き、やっと時代の波についていけた気分となりました。その後、飛び入りでご参加頂いた菅原教授に応用化学科の現在の体制をお伺いする時間等も交えながら、約2時間、交歓の時を共有できました。

今回は、全部で29名参加という事で、ややこじんまりとした会ではありましたが、その分、仕事・家庭・健康のこと等、皆が日頃思っている事を、密度濃く話す事が出来ました。初めのうち年代毎に固まっていた話の輪も、お酒の回り具合も手伝い、徐々に「交流戦」の様相を呈して、会の趣旨通りになったのではないかと思います。20年経っても、すぐにうち解けられるのは、このキャンパスで共有したかけがえのない時間のおかげでしょう。
相場通り、最後は校歌斉唱とエール交換で締め。お開きの後、変貌しつつある高田馬場の街並みの中に、かつて自分たちがなじみとした場所が残っていることに少しほっとしながら、一部有志はさらに親交を暖めるべく、夜の街に包まれて行ったようです。

最後になりましたが、この会を開催するにあたり、応用化学会の方には多大なご支援を頂きました。この場を借りて御礼をさせて頂きます。また、今回をきっかけに、今後もこういう趣旨の会を設けることが出来ればと思っております。これをごらん頂いている皆様も、お声がけの節に是非ご参加頂ければと云うお願いを申し上げて、筆を置かせて頂きます。

  
幹事昭和60年卒  上原健一
昭和61年卒  井村正寿
昭和62年卒  森 隆雄
昭和63年卒  玉井博之