2009年度の総会は、心配した新型インフルエンザの影響も受けず 天気にも恵まれ、総勢92名の参加者が集い盛会に進められた。
5月26日(火)当日は、午後2時30分より、フォーラム2009「実践的化学知」(55号館大会議室でのポスター展示と65号館各研究室でのオープンラボ)がスタートした。 引続き、午後4時30分から 55号館大会議室で総会を開催し、2008年度事業報告と決算の承認、2009年度事業計画と予算案の承認がされた。(詳細は下記議事録参照)
今年の記念講演は、応化会初の女性講演を 「何よりも仕事が一番面白い」という演題で波多野 吾紅氏の鞄月ナにおける研究職〜スタッフへの仕事の歩みを「仕事は楽しく」というもっとうで熱く語って頂き、来場された女子学生も興味深く聞いていたのが印象的でした。
波多野 吾紅氏の講演要旨はこちら。
夕刻 6時30分より、昨年オープンした63号館1階のカフェテラス馬車道で懇親会がスタートした。 菊地教授の挨拶と乾杯のご発声に続き、2009年度応化会給付奨学生内定者5名の紹介が行われた。 歓談の後、河村会長から本日のフラメンコを総会で実現した想いと共に山田恵子スペイン舞踏団代表兼日本フラメンコ協会副会長である山田恵子氏が紹介され、スペインでは劇場でしか見られない格調高いフラメンコを約30分間堪能することが出来た。(事務局)
議事録
河村会長よりこの1年を振り返り、応化会85周年記念行事があり、逢坂教授の文部科学大臣賞、竜田教授の藤原賞、日本学士院賞、東京女子医大岡野教授の紫綬褒章受賞と応化関連の内外の先生方の大活躍を大変誇りに思えることがあったこと。応化会としては、学生の認知が上ってきていること。講演会の内容も充実してきていること。前里見会長からしっかりした財政基盤で引き継ぎ、守り続けていきたいこと。中部、関西での活性化が進められてきていること。今年は奨学生5名を選定、教室会議で承認されたこと。そろそろ、将来に向けてどういう基盤を固めていくのか検討し、来年以降の運営の基盤にしていきたいとの所信を述べられた。