早稲田応化会中部支部(早応会)第10回交流講演会開催のお知らせ

早稲田応化会中部支部会員の皆様へ

第10回交流講演会は、桐蔭横浜大学大学院工学研究科の宮坂力教授を迎え講演して頂きます。

 有機材料を用いる太陽電池としては、色素増感太陽電池(DSSC)と有機薄膜太陽電池(OPV)があり、これら有機系太陽電池はその安価な溶液塗布(印刷式)製法、軽量でフレキシブルな本体、両面発電型の機能、そして意匠性の付与といった従来の太陽電池に無い特徴を持って産業実用化を目指しております。

 宮坂教授らは有機無機複合化合物(CH3NH3PbX、X=ハロゲン)のペロブスカイト結晶を用いる、新たな高効率のハイブリッド太陽電池の開発に成功し、エネルギー変換効率は15.4%とかって無い高効率を発揮することが確認されました。このハイブリッド太陽電池は“化学で作る太陽電池”としてDSSCとOPVを抜いて進化してきており、今後の有機系太陽電池開発の主流になると考えられています。講演では進化したハイブリッド太陽電池の仕組みやその製造技術の開発並びに今後の展開につき宮坂教授に紹介いただきます。

 中部支部会員皆様にとっては、将来のクリーンエネルギーとして強い競争力をもつイノーベーションを知るまたとない機会ですので、多数お誘いの上奮って参加下さい。

  1. 場 所  名古屋ダイヤビル2号館231号会議室     場所はこちらをクリックするとアクセスが表示されます。
  2. 講演会  16:30〜18:00
  3. 懇談会  18:10〜20:00 1階「喫茶サンディア」 講師を囲んで懇談会を開催します。(懇談会費:3千円)
  4. 講師略歴
    • 1978/3  東京大学大学院工学系研究科工業化学修士課程修了
    •        
    • 1981/3  東京大学大学院工学研究科合成化学博士課程修了
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    • 1981/4  富士写真フィルム(株)入社、足利研究所勤務
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    • 2001/12 桐蔭横浜大学工学部・大学院工学研究科教授
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    • 2004/3  ペクセル・テクノロジー(株)設立、代表取締役就任(兼務)
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    • 2009/4〜 桐蔭横浜大学大学院工学研究科教授、大学研究推進部長

               

申し込みサイト 

参加希望者はこちらから申し込み下さい。勝手ながら、来る8月26日(月)までにお申し込み下さい。

 

(本件に関わるお問い合わせは中部支部幹事まで)    応化会中部支部幹事 堤 正之

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