第八回早慶ワークショップは、両大学4学科(慶應義塾大化学科、応用化学科、早稲田大化学・生命化学科、応用化学科)の共催により2009年10月31日(土) の午後に早稲田大・西早稲田キャンパスにて行われた。参加者は両大学あわせて238人(慶應化学科学生42名、教員・助手9名、慶應応用化学科学生55名、教員・助手8名、早稲田化学・生命化学科学生37名、教員・助手7名、早稲田応用化学科学生66名、教員・助手14名)であった。
当日は、13時より、有機系、無機・電気化学系、化工・理論・計測・物化系、ならびに生物化学系の4会場に分かれて、52号館3階教室にて口頭発表が同時にスタートした。また、終了後は引き続き63号館の2階に移動してポスター発表を行った。全部で74件のポスター発表が行われ、大変盛況であった。ポスター発表は、慶大が前半発表、早大が後半発表とし、各40分発表していただいた。 その後、懇親会は場所を56号館地下生協食堂に移し、各学科の主任にご挨拶などをいただくと共に、ポスター発表で人気のあったポスターの表彰を行った。
本年は、前年までと違った試みとして、学生は参加費・予稿集・懇親会含めて全て無料とし、口頭発表は1件あたり5分程度の研究室紹介および1件あたり1分強のポスター紹介のみとした。学生の参加を無料としたことで学生の参加は大きく増えたものの、教員の参加率が低かったため、財政的には苦しい会となった。
(文責:応化 関根 泰)