第3回早稲田大学小倉記念シンポジウムのご案内


小倉記念館という場所を覚えておられますか?本部キャンパス、あるいは65号館2Fの小倉記念館のスペースで学生時代を過ごされた方々も多いと思います。小倉記念館は昭和16年に校友、故小倉房蔵氏(元小倉石油社長)からの巨額な篤志寄付を原資として石油工学科が設立されたことに端を発し、戦後石油工学科の応用化学科との合併を機に本部構内に研究棟を新築して開館されました。その後、昭和53年に大久保構内に65号館が建設されたのを機に、小倉記念館も同館内に研究・実験室を与えられ移転し、これまで研究活動が続けられてきました。現在も、小倉記念館の活動は石油関連の研究を継続するとともに、エネルギー、環境、新材料の先端技術分野へと精力的に展開しております
 早稲田大学における燃料・エネルギー・環境関連分野に関わる情報の交換と発信の場として、小倉記念館に関わる教員と卒業生の協力の下に小倉記念シンポジウムを開催することにしております。早燃会のメンバーの皆様には、ご出席いただく前に本シンポジウムにも併せてご出席をお考えいただけましたら幸いです。また、シンポジウムの前後は、併せて古巣の研究室を訪れる機会としていただければと思います。皆様、お誘い合わせの上、ご参加くださいますようお願い申し上げます。

日 時平成22年1月9日(土)  13:45〜15:30
場 所早稲田大学大久保キャンパス 56号館04教室
(http://www.sci.waseda.ac.jp/campus-map/)
参加費無料
問合せ先早稲田大学小倉記念館運営委員会
幹事 松方正彦(理工学術院応用化学専攻)  mmatsu(at)waseda.jp        

プログラム
13:15〜 受付
13:45〜14:30  「貴金属フリー自動車排ガス浄化触媒開発に向けて」  小倉 賢氏(東大生産研)
14:30〜14:45  Break
14:45〜15:30  水素製造用膜反応器の開発状況」 上宮 成之氏(岐阜大工学部)