平成21年11月3日付で秋の叙勲の受章者が発表され、応用化学会会員である木村茂行氏が瑞宝中綬章を受章しました。
木村茂行氏は、早稲田大学第一理工学部応用化学科(大坪研)を卒業後、文部科学省関連の公共的職務に長年従事し、科学技術庁無機材質研究所在職中の1990-1995年には戦略的創造研究推進事業(Exploratory Research for Advanced Technology) 総括責任者 として「木村融液動態プロジェクト」を指揮、監督され、シリコン結晶の将来技術に一石を投じる輝かしい成果を達成しました(http://www.jst.go.jp/erato/project/kyd_P/kyd_P-j.html)。
その後、科学技術庁無機材質研究所所長を歴任され、現在、社団法人未踏科学技術協会理事長の要職にあり、文部科学省革新技術活性化委員会委員、早稲田大学ナノテクノロジーフォーラム会長を務められ、基礎技術の更なる発展に活躍中です。