第6回(2010年度)応用化学会給付奨学生

平成22年度(第6回)応用化学会給付奨学生候補の審査が河村会長、木野主任教授および審査委員7名出席のもと5月15日におこなわれ以下の3名を教室会議に推薦しました。
その結果5月20日の教室会議において承認され奨学金支給が決定しました。

3君は5月22日の応化会定期総会後の懇親会で、出席の諸先輩にお礼のスピーチをしました(林君は九州での学会発表のため代わって指導教授の本間敬之教授)。

なお、今回を含めて延べ20名の奨学生に奨学金を贈呈することができました。応用化学会給付奨学金にご寄付いただいたOBの皆様に深謝しますとともに、今後とも常時受け付けていますので更なるご寄付、ご支援をよろしくお願い申しあげます。


平成22年度(2010年度)応化会奨学生

斎藤 晃広 君
(武岡研 M2>
メッセージ
筑紫 翔 君
(西出研 M2)
メッセージ
林 政平 君
(本間研 M2>
メッセージ

下記平林副会長(委員)の審査経過報告をご参照ください。


第6回応化会奨学生選考にあたって
早稲田応用化学会副会長(奨学生推薦委員)  平林 浩介

 優秀な人材の発掘と育成に尽カするためOB諸兄のお陰により今年度で6度目の選考会になった。河村 宏会長、木野邦器主任教授、速水清之進、細田 拓、大矢毅一郎、菅原義之教授、小職の7名の審査委員により、今年度は3名の奨学生候補を最終的に推薦する事とした。

 今回の選考会では先生方からのご推薦により応募された学生諸君であり、人物、学業何れも甲乙付けがたい優秀な学生であった。彼らの独立心は旺盛であり、後期進学に際しては親の経済状況に関らず、奨学金と若干のアルバイトにて生活費を賄いたいとの強い意志を持つ方が多かった。 親の支援を受けないという独立心の強さを前提とすれば、アルバイト等に時間を割けない大学院学生諸君は全て苦学生であり、その全員が選考基準に合致すると言える。しかし、選考委員会での論議では、博士課程後期に進学を希望する学生にとっては、修士終了後の就職という選択肢もあった訳でもあり、ご両親の年齢、家族構成、別居通学等々を勘案して、経済的理由に適う学生を選考した結果3名が推薦された。

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