授与式は、松方正彦教授の司会で進められ、初めに大学院先進理工学研究科長　石山　敦士教授より要旨「これまでになされた努力に敬意を表する。今後も努力を続け研鑽に励んでほしい」旨の祝辞を頂いた。
各賞の授与は、石山　敦士教授から一人づつ手渡された。（こちら）
来賓の早稲田応用化学会会長並びに水野家代表　河村　宏様から要旨「応用化学科の奨学金制度は、他学科に例をみないほど充実している。これらの奨学金は広く先輩諸兄の浄財によって支えられている。しかしながら、水野賞、古賀憲司褒賞および平田彰奨学金は、有限である。本日の奨学金のなかで唯一継続可能であるのは応化会給付奨学金である。その設立趣旨から水野賞はじめ古賀賞、平田賞受賞者で余裕のできたときに皆さまの先輩を手本にして何がしかのご厚志を寄付していただき、皆さまの後輩に奨学金として授与できるようなサイクルを是非とも継続していただきたい。このことを念頭に置いて活躍していただきたい。」旨の祝辞を頂いた。
全受賞者を代表して加藤文昭君からの謝辞をもって授与式は閉会となった。

記念講演会は、1983年応化卒、1988年博士課程終了　工学博士の岡野泰則氏から、「化学工学における移動現象の解明とその応用」と題して氏の研究のこれまでの歩みについて講演されました。

引き続き、各賞受賞者の対象論文のポスター発表が行われた。

懇親会は、受賞者、教室、応化会関係者、岡野教授を交えて和やかに談笑の輪が広がった。

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