第55回理工展 2008

今年度も例年と同様、応用化学科学生委員会では理工展(11月1日〜11月3日@大久保キャンパス)に出展いたしました。今年度より新たに25人もの1年生を迎え、若いパワーたっぷりの総勢56人で理工展に臨みました。今年のテーマは「OH!化学」です。「化学ってすごい!」「化学っておもしろい!」と多くの人に感じてもらうべく、親しみを込めてこのテーマを設定しました(もちろん「応化」という響きもかけています)。

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↑今年のテーマです! ↑思わずよだれが!

まず、実験班では水に文字を浮かべたり、子供達が自分でカイロを作ったりと、子供達でも簡単に参加できる実験が好評でした。また、「しゃぼん玉の不思議」「水を持ち上げる」「超低温を体感しよう」と3つテーマを企画し、地下という不利な教室配置にも屈せず、学生の精力的な呼び込みの結果、ほぼ毎回満員御礼で、化学の不思議を体感できる実験を演示しました。

↑割れないシャボン玉は子供に人気でした! ↑液体窒素で作る超低温の世界は不思議がいっぱい!

実演班では、「豆乳からの豆腐作り」「フルーツ電池」「塩の力で10円玉をピカピカに」と3つのテーマを企画し、それぞれについて分かりやすい解説と実践を行いました。

↑豆腐作りは職人技!?  ↑多くのフルーツを用いて電池作り ↑解説を皆さん熱心に聞いています

 映像班では、「液体窒素にコーラ、風船を入れると」「コーラ+メントス」という二つの題材の映像を作成し、放映しました。学生の迫真の演技と専門的な映像編集技術が光る素晴らしい作品に仕上がりました。

↑風船がわれた瞬間の映像 ↑吹き出すコーラに仰天

屋台班では、「焼きうどん」と「けんちん汁」を販売しました。理工展期間初日である11月1日は東京で木枯らし1号が吹くという荒天。そんな寒さと強風にも負けず、応化模擬店に並んでくれるお客さんのために焼きうどんとけんちん汁を作り続けました。そんな頑張りの成果から、去年を上回る売り上げを記録しました。

↑焼きうどんの職人!  ↑おぼつかない手つきで頑張りました! ↑ご来店ありがとうございました!

理工展自体の来場人数は、副都心線の開通や、テクノフェアの同時開催によって過去最高人数を記録し、より多くの皆様に早稲田大学応用化学科のことを知って頂けたと思います。また、活動を通し、学生部会の学年を超えた交流も深まり、今回の理工展が応化委員として最後の活動となる3年生も無事に引退することが出来ました。 学生達が楽しみながら活動している様子が伝わりましたでしょうか。理工展でのこうした活動も学生部会を支えてくださるOBOGの皆様のおかげです。この場を借りて御礼申し上げます。これからも学生部会の活動へのご支援よろしくお願いいたします。
(文責;応用化学科3年 息えりか 写真提供;広報委員会)
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