新入生オリエンテーション2007
☆オリエンテーション開催にあたって☆
新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます。入学してから1ヶ月弱がたち、大学生活にも少しずつ慣れてきたかと思います。しかし、まだまだ不安なこともあるでしょう。そこで、このオリエンテーションをおおいに役立ててください。オリエンテーションでは、みなさんに応化の様々なことを知ってもらうためにグループミーティング(GM)を行います。
グループミーティング@は、普段接することのできない教授や助手の方に色々な話を聞ける場です。そして、グループミーティングAは、学生同士の親睦を深め、趣味・バイト・サークルなどについて語り合う場となるでしょう。
このオリエンテーションで、みなさんの応用化学科についての疑問が少しでも解消され、学生同士の親睦を深めあうことができれば幸いです。
スケジュール
●4/27(金)
9:30 バス出発
12:00 おぎのや着、昼食
13:00 セミナーハウス到着(荷物を部屋へ、寝具を各棟101号室に取りに行く)
13:30-14:30 応化ガイダンス・諸連絡
15:00-15:15 GM1顔合わせ(GM1後半の人)
15:15-15:30 GM1顔合わせ(GM1前半の人)
15:30-16:30 GM1前半(GM1後半の人はこの時間に入浴)
16:30-17:30 GM1後半(GM1前半の人はこの時間に入浴)
18:00-19:00 夕食
19:00-20:00 GM2
20:00-23:00 自由時間
23:00 消灯
●4/28(土)
6:30 起床
7:30-9:00 朝食、部屋清掃
9:00-10:30 球技大会
10:30-11:30 綱引き
11:30 昼食
12:30 バス乗車準備
13:00 バス出発
16:00 高田馬場駅到着、解散
応化委員(オリエンテーション実行委員)一同
2007年4月。今年は日本のアカデミズムをリードしてきた早稲田大学の創立125周年にあたる記念すべき年。さらに、理工学部は再編の初年度。90年の歴史を持つ理工学部応用化学科は先進理工学部応用化学科として新たなスタートを切った。そんな新たな門出を迎えた応用化学科に152名の新たな仲間が入学した。緊張した面持ちではあるが新しい学生生活に期待を膨らませている新入生。 “どんなことを学ぶのか”“どんな授業があるのか”“どんな先生がいるのか”“どんな先輩がいるのか”“どんな仲間がいるのか”、新入生の誰もが抱いている疑問に答える場を提供するのがオリエンテーションの役割である。
私たち学生部会は、1年担任となられた木野邦器教授、関根泰准教授のご指導の下、オリエンテーションチーフの榊原孝記(B3)、会計の山鹿桐子(B3)が中心となって昨年12月から今年度オリエンテーションの準備に取り掛かった。今年は原点に帰り、“新入生全員が笑顔になれる楽しいオリエンテーション”を目標とし、会議を重ねた。そして、新入生に有意義な大学生活を送ってもらうために必要なことは何かということを各自自問しながら企画立案を行った。こうして迎えたのが4月27日(金)〜4月28日(土)のオリエンテーションである。
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第一日 4月27日(金)
多少風が気になるが快晴となった27日の朝、予定通り新入生たちが続々と教室に集まった。朝早くからの集合にも関わらず、出席確認はスムーズに進み、遅刻者一人出ることは無かった。新入生の期待に応えるべく学生部会一同身の引き締まる思いだった。しかし、交通渋滞のためバスの到着が遅れ、いきなりの30分遅れの乗車。予定外のことに慌てる結果となり大変申し訳無い出発となった。出発時における反省点、その対応について考えつつ軽井沢セミナーハウスに到着。軽井沢は予定通り豊かな自然とおいしい空気に恵まれ、私たちの到着を待っていたかのように浅間山が悠然と構えていた。その浅間山に二日間の成功を祈願しつつ、無事2007年度オリエンテーションが始まった。
到着後、最初に先生方によるガイダンス・諸連絡が行われ、いよいよ教員・助手の方々を交えたグループミーティング1(GM1)が開催された。GM1は先生と新入生との交流を図り、興味のある分野についての討論することを目的としている。毎年恒例となったGM1だが、さらにより良いものを目指し一部変更された。例年通り、GM1本番前に新入生同士の顔合わせをするプレGM、GM1前半とGM1後半の流れで行われた。今年の変更点は、1名の教員に対し、その教員とは違う専門分野を持った1名の助手を配する点である。こうすることで、先生と新入生の話の幅が広がると考えたからだ。
GM1本番、先生の話を熱心に聞き入り、積極的に発言したり質問したりする新入生の姿に大変感心させられた。皆しっかりした意見や目標を内に秘めており、感化される部分も多くあった。新入生にはこの初心を忘れず大学生活を送ってほしい。
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スタッフ(先生、助手、先輩学生、学生委員) |
真剣な眼差し(ガイダンス) |
そして、夕食後は各研究室よりご参加下さった補助学生の方々と学生部会を交えたグループミーティング2(GM2)が開催された。GM2は新入生と先輩学生との交流を図り、充実した学生生活を送るためのアドバイスをすることを目的としている。大学生活における心配や将来の不安事項を中心に話が進み、自分自身の未来が見えてきたことであろうと思う。GM1同様、新入生にとって大変有意義な時間になったと信じて疑わない。
こうして、無事に1日目の日程を終えた。
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GM1にて |
GM1での談笑 |
先生の話に聞き入る新入生(GM1) |
第二日 4月28日(土)
時々曇りという天気予報に不安を覚えながら迎えた28日の朝、薄い雲が広がってはいるもののスポーツ大会を開くには申し分のない天候となった。願いは叶うものである。今年も昨年同様、個人種目をなくし、サッカー、ソフトボール、ドッヂボール、バレーボールの各種目と、恒例行事となった綱引きを全体種目として開催された。
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球技大会(ドッジボール) |
球技大会(バレー) |
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白熱!綱引き大会!!! |
気合だー! |
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お疲れ様!!! |
エキシビジョンマッチ! |
まず、各自事前アンケートで希望した種目に分かれ、球技大会が行われた。各種目ともに盛り上がりを見せ、皆爽やかな汗を流したことと思う。先輩学生が新入生と共に楽しむ微笑ましい光景も見られた。
球技大会が終了後、速やかに綱引き大会が開催。毎年、数々のドラマが繰り広げられる綱引き大会。今年も大変な盛り上がりを見せた。新入生8チームでのトーナメント、そして今年から負けトーナメントも実施。優勝チームには教員・助手・補助学生からなるスペシャルチームとのエキシビジョンマッチを用意した。新入生は皆、若いパワーを爆発させ、白熱したバトルを繰り広げた。そして、優勝チームとスペシャルチームとのエキシビジョンマッチ。お互いに負けられない戦いがそこにはあった。是が非でも勝ちたい新入生優勝チームと若い者には負けられないと闘志を燃やすスペシャルチーム。この勝負、スペシャルチームに軍配があがった。スペシャルチームの応化魂が新入生優勝チームの若さを凌駕したのかもしれない。新入生には是非とも仲間と一丸となって成し遂げることの素晴らしさや充実感、達成感を忘れず今後の応用化学科での生活を送ってほしい。掛け替えの無い友人の存在が大学生活を充実させるばかりでなく自身の未来になるからである。私はそう切に願っている。
綱引き大会が終了し、昼食をとり、帰宅の途に着いた。こうしてオリエンテーションの全日程を終えた。新入生全員の笑顔が今年度のオリエンテーションの大成功を物語っていた。一人一人の思い出の1ページにこのオリエンテーションが刻まれたと信じている。
今回、私自身がオリエンテーションの企画・運営に携われたことを嬉しく思っている。新入生として参加した2年前、オリエンテーションが漠然とした不安を抱えた私の背中を押してくれたことを覚えている。だからこそ、今回参加できたこと、成功させることが出来たことを大変光栄に思っている。そして、様々な場面で先生方や先輩学生の力添えがあったからこその成功だとしみじみ感じている。
今回のオリエンテーションに関わってくださった方々に御礼申し上げます。先生方を始め、助手の方々、補助学生の方々、学生部会、新入生の皆さん、ご協力して下さった方々、本当に有難うございました。