第9回「στの会」を3月19日(土)に高田牧舎で開催しました。早稲田ゆかりの地で気軽に参加できるようにと、立食パーティ形式をとっていますが、今回も参加者は約30名となりました。
多田先生、佐藤先生のご家族をはじめ、幅広い年代層の集いとなりました。佐藤研と多田研は純正有機化学をメインにしていたことから、実験器具や薬品の相互融通、ゼミや卒業旅行の共同開催など、親密な交流と相互啓発が続いた研究室同士であり、出席者はその繋がりを再確認しました。
集合写真 |
話題提供の吉田邦夫さん | 聞き入る参会者 |
会は新制21回卒の吉田邦夫さん(東京大学総合研究博物館)から「縄文人の食卓」(「縄文人は何を食べていたのか?」)と題して、話題提供をいただきました。同位体元素分析から年代を測定する技術を駆使した長年の研究の蓄積を、分かりやすく、また、地域の特徴や出土土器の形態と使われ方の解説など、スライドを駆使し、参会者の興味を引く話をしていただきました。その後、研究室OBでは最年長である新制17回卒の三島邦男さんの音頭による乾杯で懇親に移りました。
今回も全員によるスピーチを披露しあい、近況報告を含め、趣味や社会貢献、そして健康維持方法など話題も多彩で、相互刺激にも一役買った時間となりました。相変わらず笑顔の多い会で3時間の会食時間もあっという間に過ぎ、集合写真を撮った後、名残惜しげに散会となりました。
今後は、毎年3月の第3土曜日を開催候補日としますので、是非、会員の皆様におかれましてはスケジュール調整にお含みください。(昨年までの第2から第3に変わりました。)
末尾になりますが、今回のこの同門会便りで開催を知った方も居られると思いますが、メールアドレスの判明している方々への呼びかけで開催に漕ぎ着けていますので、ご理解を頂きたいと同時に、不備のあったことはお詫びしたいと思います。次回以降に向けてメール連絡網を整備するためにも、会員の方々のアドレス登録を幹事役の井上まで(下記アドレス)お願いいたします。