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応用化学会による学生企画フォーラム2020のご案内(第二報)

早稲田大学応用化学会 学生委員会委員長 田中亮祐(修士1年)
学生委員会学部生部会部会長 岡順也(学部3年)

ライオン株式会社様をお招きし催した第五回学生企画フォーラムに引き続き、今年も学生委員会が企画・運営するフォーラムを開催することとなりました。その第六回目と致しまして、旭化成株式会社様の絶大なるご協力のもと、下記の通り開催致しますので、多数ご参加をお願いいたします。

<正会員の皆様へ>

学生による企画・運営でございますが、是非昨年度と同様、日頃より学生委員会にご支援頂いております多くのOBOGの皆様に参加して頂けますと幸甚です。

<学生会員の皆様へ>

本フォーラムは、応用化学の学び舎で培った「役立つ化学、役立てる化学」の理念のもと、社会でご活躍されている先輩の生の声を聞くことができますので、今後の学生生活のモチベーション向上や進路選択および将来設計の助けとなることを期待しております。是非、ご参加ください!

  1.  講師

講師1:室園 康博 氏

    演題: 「製造現場は おもしろい <ものづくりに対する誇りや、安全への取り組み>」

              1986年 早稲田大学大学院 応用化学専攻修了(城塚研究室)
    1986年 旭化成工業(株) 入社
    1986年 レオナ原料工場(当時) 製造課長まで勤務
    2005年 川崎 モノマー系製造部長
    2011年 AN海外プロジェクト長
    2012年 MMA事業部長
    2014年 川崎製造所長
    2017年 水島製造所長
              2019年 執行役員、基盤マテリアル事業担当補佐
           2020年 PSジャパン(株)代表取締役社長(現職)
             現在に至る

講師2:成澤 直己 氏

    演題: 「製造現場から経営企画へのキャリアアップ」

              2005年 早稲田大学大学院 応用化学専攻修了(酒井・小堀研究室)
              2005年 旭化成ケミカルズ(株) 入社
              2005年 旭化成ケミカルズ(株) モノマー製造第一部
              2014年 旭化成ケミカルズ(株) 生産技術・設備総括部
              2016年 旭化成(株) 経営企画部
              2020年 パフォーマンスプロダクツ事業本部 企画管理部 ゴム・エラストマー企画室
             現在に至る

講師3:研究開発職 (女性)

             演題: 「研究開発職と女性の働き方」
             2009年3月 早稲田大学大学院 応用化学専攻修了(応用物理化学研究室)

           * プライバシー保護のため、詳細情報は未記載とさせて頂きます。

2.  日時

    2020年12月5日(土)15:00~17:30 (受付開始 14:45)
    ZOOMによるオンライン開催

3. 当日のスケジュール

14:45-15:00      zoom受付開始
15:00-15:10      開会の挨拶、注意事項説明、社員様紹介
15:15-15:25      会社概要説明
15:25-15:55      第一講演
16:00-16:20      第二講演
16:20-16:40      第三講演
16:45-17:15      パネルディスカッション
17:20-17:30      閉会の挨拶

 

*参加申し込みの受付は11月28日00:00に終了しました。

 

第25回 先生への突撃インタビュー(福永 明彦 教授)

 

「先生への突撃インタビュー」の最終回に福永 明彦教授にご登場願うことにしました。
今回はコロナの影響が長らく続いていることもあり、前回に引き続き、Zoomによるリモートインタビューを学生2名、現役OB2名、シニアOB1名の組み合わせで行いました。
福永先生には、リモートインタビューに快諾を頂き、また、丁寧に原稿の作成に協力を頂きましたことをこの場をお借りしてお礼を申し上げます。

 

略歴
• 1982年早稲田大学理工学部金属工学科卒業。1984年同大学院理工学研究科博士前期課程修了。1999年 博士(工学)早稲田大学。
• 1984~2019年日本石油(株) (現ENEOS(株))。この間、1995~1997年米国カーネギーメロン大学大学院材料工学科修士課程修了。
• 2019年4月より早稲田大学先進理工学部応用化学科教授。
本年の応化会リモート総会で先生自身が自己紹介をされたU-tube動画のです。画面をクリックすると動画が始まりますのでご覧ください。

  • 先生が研究に本格的に取り組み始めたキッカケはなんですか?
    ― 電気化学から抜け出せない運命だったのかもしれませんね ―

今、思い返すと小学校時代に水の電気分解に強く惹かれた理科少年だったことが思い出されます。理数系が好きで得意でもあり、早稲田の理工に進みました。卒業後に、エネルギー会社に入社し3年目で研究所へ異動となり炭素繊維の研究を始めた際に、修士研究で行なった、金属表面の電気化学的評価手法が、炭素繊維の表面評価に適用できるのではないかと、ふと思いつき早大との共同研究を始めたことが研究に取り組み始めた端緒です。自ら思いついたことを実行に移し上手く行ったので、研究が面白くなりました。この研究を元に、特許を取得し、海外の大学を訪問し、米国の炭素学会で発表したりして、研究者の醍醐味を味わうことができました。ビギナーズラックかもしれませんがやればできるかもと思ったのがキッカケです。
しかしながら、その後、炭素繊維の製造工場に異動となり、研究ができなくなり、研究を行えた日々を懐かしく感じるようになりました。そこで、一念発起して、社内の留学制度に手を上げ、カーネギーメロン大学の大学院へ留学しました。コースに入ったので、当初は研究どころではなく、日々の授業についていくのがやっとの日々が続きましたが、当時最先端であった、カーボンナノチューブの応用研究も行うことができ充実した学生生活を送ることができ、帰国後母校で博士を取得しました。

  • 伺った経歴の中で、カーネギーメロン大学での経験に関するお話を聞かせて頂けますか?
    ― 歴然とした日米の違いを早稲田に還元したい ―

    大学院での競争やモチベーションの違いに驚きましたし、勉強量も半端ではなくサバイバル競争を勝ち抜く流れですし、定量的に数式に表せるように、とことん追求するという姿勢も重要なポイントだとも思いました。良し悪しは別にして、その経験を母校に活かせたらとは思いました。

  • 技術的内容で先生がポイントと考えておられる点はなんですか?
    ― 実験科学の基本に忠実に ―
     
     エネルギーに関連する材料研究を中心に行っています。その中でも材料の構造と発現する機能の関係を明らかにすることを行っています。材料構造の解析には、物理的な要素が大きいですが、発現する機能においては、物理化学や電気化学の反応解析が必要になります。最近特にエネルギーを電気に変換して取り出すことが求められており、色々な領域の研究者が横断的に研究を行うことも必要になると考えています。
    また、まず実験を始める前に必ず作業仮説を立てて行うことを指導しています。その結果、作業仮説通りでなくても、何故最初考えたことと異なる結果が出たのか考えることが重要と思います。ある面では、実験科学の基本ですがこれを疎かにしないことが大切ですね。また、実験の結果で想定とは違ったものが出来た場合にこそ、宝が眠っていると思うようにすることが大事だと教えていきたいと思います。

  • 先生の研究理念を教えてください。
    ― シンプルの追求 ―

     「自然界の現象は全て数式で書かれている」と言われていることでしょうか?全ての数式を明らかにすることはできませんが、一見複雑に見える現象も、解析を進めると全てシンプルに表すことができるのではと常に期待しています。天文や天体が好きである自分の趣味にも通じるかもしれませんが、究極は数式で表せ、その中に変化係数がいくつあるかで表現できることを追求したいと思っています。

  • これからの研究の展望を聞かせてください。
    ― カーボンリサイクルへの貢献 ―

     地球温暖化対策が叫ばれて久しくなります。これまで燃料電池や水素関連の研究が長かったですが、現在は、CO2を積極的に利用するカーボンリサイクルの研究に取り組んでいます。またエネルギーキャリアーとして有望な、水素やアンモニアの研究についても行おうと計画しています。個人的には炭素繊維や複合材料の研究にも興味があります。

  • 具体的なテーマはいかがでしょうか?

    CO2の電解とか、アンモニアの常温合成などを進めようと思っています。また、企業研究の長さから「来るものは拒まず」の体質があり、やれそうなことはトライしたいと思います。

  • 応用化学会の活動への期待を聞かせてください。

    応化会は卒業生であるOBOGのためだけでない、在校生との繋がりも重視して活動しているので大変すばらしいと思います。今後もこのような活動を是非続けて頂きたいと思います。会社に就社した際に、先輩がいると大変心強いと思います。応化会のメンバーが社会で大活躍している所以の一つと思います。

  • 100周年を迎えた応用化学科についてコメントを聞かせてください。

    100年時代の流れの中で、応用化学科が光輝き続けてきたのは、卒業生の頑張りと母校への貢献、そしてこれまで在職された先生方の努力の賜物と思います。今後も両者が力を合わせて繁栄を築かんことを祈念しております。

  • 21世紀を担う皆さんへのメッセージをお願いします。
    ― 自分の手で新しい未来を ―

    未来は、無限の可能性を秘めています。基礎を十分学んだ後は、自分のアイディアで自由に応用してみてください。きっと新しい未来が開けることを思います。さらに、海外へどんな機会でも良いから是非、挑戦をして欲しいとも思います。

インタビュアー:学部2年 佐藤 将希 、修士1年 疋野 拓也、佐藤 史郎(新37)、
加来 恭彦(新39)、井上 健 (新19)=文責

                                 以上

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過去の突撃インタビュー

2020年度 早稲田理工展/応化展のご案内

日時:   2020年11月7日(土)、8日(日)  両日とも9:00~20:00
開催形式: オンライン

当日のアクセス方法:https://rikoten.com/ のURLよりアクセス可

応化会学生委員会 出展企画:

<実験>:

「人工イクラでスノードームを作ろう!!」

  • アルギン酸ナトリウム水溶液と塩化カルシウム水溶液によるゲル化反応がパワーアップして戻ってきます

「ケミカルライト」

  • 過酸化水素水により生成した過シュウ酸エステルと蛍光色素の反応の実演です。
  • 身近な蛍光反応を色の変化も交えて学生が説明します。

「着色してみよう!」

  • 有機共役系が発光に寄与することを、ジアゾカップリングを用いた合成染料と、天然染料の紹介も交えて説明します。
    *事前に動画撮影・編集したものを掲載

 

<展示>:
  応用化学科に関する情報提供:
  学生生活や学生委員会活動を応化会学生委員会が紹介動画を作成、   時間割、応化生の一日など紹介しています。

今年はオンライン実施ですので、遠方の卒業生も応化展への参加が可能です。
コロナ禍でも頑張っている在校生の活動内容を応援して下さい。

 

※理工展/応化展へは理工展専用アアプリからのアクセスも可能
「早稲田大学理工展パンフレットアプリ」「早稲田大学バーチャル理工展アプリ」で検索可能です。

2020年 短信



会員の皆様から個人情報の確認・総会出席シートの通信欄に頂きました近況、ご意見を掲載しました。会報誌No.102にも掲載されています。

旧制・工経・燃料卒業生

●長澤 寛一(昭和25年卒・燃6回)
お蔭様で無事消光しております


新制卒業生(1回~10回)

●岡田 治雄(昭和26年卒・新1回)
高齢の為、閉業致します

●池田 毅(昭和30年卒・新5回)
お蔭様で年並に元気にしています。ずいぶん早稲田の応化もなんだか遠い存在でしたが、応化報No.101号の応化シニア会で同期の田中照浩氏が元気に出席しているの事を知って勇気づけられました。
●八嶋 康(昭和31年卒・新6回)
ご連絡ありがとうございます。88歳になりましたが元気で過ごしております。
●山田 泰司(昭和31年卒・新6回)
今月の会報表紙絵と巻末の竹内記念ラウンジは懐かしい想い出です。藪野画伯が日本芸術院会員とはびっくりしました。竹内記念ラウンジは新6の囲碁同好会に使わせて頂きました。最近、ご長老の加藤先生、長谷川先生とご他界されさみしい限りで慎んでご冥福をお祈り申し上げます。
●中川 文博(昭和32年卒・新7回)
昨年9月渋谷で転倒して左膝を骨折し手術とリハビリで2ヶ月入院しました。現在は何とか歩けるようになりましたが、頭の方が曖昧模糊となる事がしばしばです。会報を手に取ると昔の思い出が彷彿と湧き出ます。
●高嶋 良行(昭和32年卒・新7回)
 応化32年卒の碁会を長らくやっていますが、人数が減ってきてちょっと残念。家では専ら家事手伝いです。
●高柳 晴夫(昭和33年卒・新8回)
コロナウィルスは本当に困ったものです。ストレスも溜まりますがホームステイで頑張っております。会員の皆様も大変でしょうが、もう少し辛抱いたしましょう。
●立木 清広(昭和34年卒・新9回)
 1959年に卒業し、三菱石油に入社、60歳で退職してから24年が経過し、84歳になりました。健康に恵まれ、地球温暖化問題に関心があり、講演会に参加したり、時折は講演をさせて頂くことがあります。
●速水 清之進(昭和34年卒・新9回)
 3月~5月自粛して家に引きこもっています。東京で今日23名(感染者)となりました。もう少しすれば、パチンコ閉店の効果が出て減少するかと期待しています。応化会の集まりもすっかり減ってしまいましたが、夏くらいから開始してください。


新制卒業生(11回~20回)

●桜井 博(昭和40年卒・新15回)
 15期は隔月,年に6回の懇親会で集まり有志で俳句会(主宰、藤宗君、元日石)をやっています。一昨年は喜寿の会を行いましたので、来年春には傘寿の集いを計画しています。

●経沢 実(昭和42年卒・新17回)
 両親を送り20年経過。家族がないので昨年6月、現在の老人ホームに入居。ラスト十数年(数十年ではない)を過ごしています。認知症にも、寝た切りにも対応してもらえる事になっています。
●磯部 司郎(昭和42年卒・新17回)
そこそこ元気にしています。幹事様ご苦労様です。
●加藤 匡紀(昭和43年卒・新18回)
 家内を亡くして東京に住むのを止めて、昨年、静岡市の用宗に引っ越しました。この地で専ら趣味の書道、ゴルフと最近始めた歌の練習をしています。(シラスを常食としています)
●柿野 滋(昭和44年卒・新19回)
 後期高齢となり、里山の自然に「利他専心、忘己利他」いのちの大切さ、皆さんと楽しくやっております。


新制卒業生(21回~30回)

●鈴木 正(昭和48年卒・新23回)
 2012年に役員退職し今日に至っています。以後連絡は不要にて宜しくお願い致します。
●長谷川 悦雄(昭和48年卒・新23回)
 今年の国際会議(ICPST)での幹事を最後に退任する予定でしたが、武漢ウィルス拡散防止施策のため会議そのものが中止となり、残念に思っています。TRAD副会長は続けます。
●有山 達郎(昭和48年卒・新23回)
この3月欧州企業に行く予定でしたがウィルスですべてキャンセル。海外との連絡はメールのみですが、書き出しは常に元気かで、ウィルスの拡散を切実に感じます。
●茂木 准一(昭和49年卒・新24回)
 東洋エンジニアリング(株)を退職後約10年以上に渡り、タイのTTCLで働き8月末に退職、日本に完全帰国をしました
●鳥羽 博司(昭和50年卒・新25回)
 2020年4月より晴れて無職の身となりました。
●大野 弘幸(昭和51年卒・新26回)
 30年勤めた東京農工大学を退職しました。工学部に部屋を借りて研究らしきことを始めてます。
●香取 典男(昭和51年卒・新26回)
 定年退職して7年経過、実家の畑と田んぼで農業を続けてます。野菜や稲作は毎年天候などに左右され同じ年はありません。ほんと難しいです。
●新実 勉(昭和51年卒・新26回)
サラリーマン生活を終えて3年目となります。現在はオリンピックボランティア準備で英会話を復習しています。第一線で活躍されている平沢先生には同期として元気を頂いています。益々の御活躍を願います。
●河合 義夫(昭和53年卒・新28回)
 19年間の単身赴任から自宅に戻り、通勤ラッシュの洗礼を受けています。
●菅沼 紀之(昭和53年卒・新28回)
 鈴木研出身者の同期の人間に40数年ぶりに会いました。お互いに当時の姿はほとんどわかりませんでした。
●天海 弘(昭和54年卒・新29回)
 教職に就き早3年目となりました。いまだ迷いの多い日々です。
●高尾 淳(昭和55年卒・新30回)
 60歳定年を過ぎましたが関連会社で働いてます。


新制卒業生(31回~40回)

●辰馬 誠蔵(昭和57年卒・新32回)
 2020年4月より滋賀県から京都府に異動しました。

●前田 和哉(昭和59年卒・新34回)
 昨年末定年になりました。現在再雇用の身となりました。早いものです。また、新コロナには十分注意して過ごしております。
●濱田 和人(昭和59年卒・新34回)
 大変ご無沙汰しております。応用化学会の皆様におかれましてはご健勝にてご活躍のことと存じます。今月より、故あって日本大学文理学部で非常勤講師を務めることなりました。昨今のコロナ蔓延により遠隔システムでの授業です。新しい遣り甲斐と社会貢献ができればとおもっております。
●甲藤 隆(昭和62年卒・新37回)
サイクリングで健康増進に努めております。
●中川 知哉(昭和62年卒・新37回)
 昨年、航空自衛隊を定年退職し、損害保険会社にいます。沖縄でダイビングにいそしんでいます。
●田坂 東(昭和62年卒・新37回)
 食品安全、品質、環境の3分野のマネジメントシステムの審査・コンサルティングを行うようになって約5年です。一部の仕事はリモート(遠隔)で行っています。
●松村 好章(昭和61年卒・新36回)
 8月末にコロナ禍で9年間の海外赴任を終え本帰国しました。
●徳田 幸紀(平成1年卒・新39回)
 新型コロナ感染が拡大する中、会員の皆様お元気でお過ごしでしょうか? 一日も早い終息を祈念しております。


新制卒業生(41回~)

●重元 亮二(平成7年卒・新45回)
 研究室の後輩がたくさん入社してくれています。彼らに負けないよう若さ全開でがんばります。

●木村 勝己(平成7年卒・新45回)
 転勤で14年ぶりの東京勤務となりました。コロナの影響で世の中全体が暗くなりがちですが、前を向いて明るく歩んでいこうと思います。


大修修了博取得生

●横田 昌明(昭和53年修・大27回)
 今は雌伏の時。自分の内面を充実させるしかないのですね。同窓の皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。

「先輩からのメッセージ2021」の開催日程

                        早稲田応用化学会 交流委員会

 

 「先輩からのメッセージ」は、新型コロナウィルス対策としてリモートによる懇談会を中心とし、学生諸君の企業への理解を深める時期が余裕をもって確保できるよう、開催日を2021年1月16日(土)とし、準備を進めています。

 学生諸君には参加へ向けてのスケジュール調整をお願いいたします。

当日は、「企業ガイダンス」ホームページ掲載中の日本を代表する各社に在籍されているOB・OGに皆様から直接に、学生諸君の疑問や不安について適切なアドバイスがいただけますので、将来の進路決定にも必ず役立つものと確信しております。

 詳細な内容ならびに参加の申し込みは、改めて12月上旬にホームページおよびメールマガジンにてご案内いたします。

1.日 時 2021年1月16日(土) 9時~19時ごろ(予定)

2.実施方法

本年度はZoomによるリモート懇談会といたします。

「先輩からのメッセージ」は、一般の企業説明会と異なり、企業概要、仕事の紹介にとどまらず、応化OB/OGより直接に、会社生活や日常、普段考えていることや雰囲気などを親しく聞けることを特色としています。

 リモート開催においてもこの特色を活かす懇談会を中心にすべく、企業により下記のような方式から選択し、実施していただきます。

 ①開催日の10日前から事前のプレゼン動画を配信、当日のリモート懇談会はOB/OGとの懇談を中心とします。

 ②開催日の10日前から事前のプレゼン動画を配信、当日のリモート懇談会で更にプレゼン、続いて懇談を実施します。

 ③事前のプレゼン動画はなしで、当日懇談会にてプレゼンと引き続き懇談を実施します。

    当日の懇談会は企業ごとにZoomによる懇談会とし、12月中旬に案内のタイムスケジュール表から選んで入室します。1社40分2回の開催を予定しています。

 

3.対象学生 学部生、大学院生(修士、博士、一貫制博士)およびポスドク

   (進路決定を間近に控えた学部3年、修士1年、博士、一貫制博士課程修了予定者およびポスドクを主体としていますが、将来へ備えての学部1・2・4年生、修士2年生の参加も大歓迎です。)

4.対象学科 応用化学科および応用化学専攻、化学・生命化学科および専攻、生命医科学科および専攻、ナノ理工学専攻、生命理工学専攻等

  (その他学部・研究科・学科・専攻を問いません。)

5.お問合せ 本件に関する問い合わせ・要望等は下記の専用アドレスまでお願いいたします。

       guidance_2020@waseda-oukakai.gr.jp

 

企業ガイダンス更新

下記の企業ガイダンスを更新しました。

HPへの掲載日順です。

2020-10-26
東ソー株式会社(更新掲載)
古河電気工業株式会社(更新掲載)
エリーパワー株式会社(更新掲載)
JFEエンジニアリング株式会社(更新掲載)
2020-10-23
スズキ株式会社(更新掲載)
2020-10-17
テルモ株式会社(更新掲載)
2020-10-13
蝶理株式会社(更新掲載)
デンカ株式会社(更新掲載)
2020-10-12
日本シーエムケイ株式会社(更新掲載)

*****************************************

2020-01-21
三菱マテリアル株式会社(更新掲載)
2020-01-17
日本触媒株式会社(更新掲載)
2020-01-14
日鉄鉱業株式会社(新規掲載)
2020-01-11
株式会社カネカ(更新掲載)
2020-01-07
JFEケミカル株式会社(更新掲載)
2019-12-27
三菱ガス化学株式会社(更新掲載)
コニカミノルタ株式会社(新規掲載)
花王株式会社(更新掲載)
2019-12-26
昭和電工株式会社(更新掲載)
2019-12-22
ダウ・ケミカル日本株式会社(更新掲載)
2019-12-21
本田技研工業株式会社(更新掲載)
富士フイルム株式会社(更新掲載)
アイカ工業株式会社(新規掲載)
2019-12-14
ADEKA工業式会社(更新掲載)
2019-12-13
凸版印刷株式会社(更新掲載)
2019-12-11
住友化学株式会社(更新掲載)
スズキ株式会社(新規掲載)
2019-12-07
三菱ケミカル株式会社(更新掲載)
2019-12-05
エリーパワー株式会社(更新掲載)
日鉄ケミカル&マテリアル株式会社(更新掲載)
2019-11-28
王子ホールディングス株式会社(更新掲載)
2019-11-24
株式会社クレハ(更新掲載)
2019-11-22
JXTGエネルギー株式会社(更新掲載)
2019-11-21
DIC株式会社(更新掲載)
2019-11-14
JFEエンジニアリング株式会社(更新掲載)
2019-11-12
信越化学工業株式会社(更新掲載)
住友電気工業株式会社(更新掲載)
株式会社コーセー(更新掲載)
2019-11-08
東レ株式会社(更新掲載)
NOK株式会社(更新掲載)
ニチレキ株式会社(更新掲載)
2019-10-27
ライオン株式会社(更新掲載)
古河電気工業株式会社(更新掲載)
デンカ株式会社(更新掲載)
2019-10-17
協和キリン株式会社(更新掲載)
日産自動車株式会社(更新掲載)

***********************************************************************

    • ★ このガイダンスは就職を斡旋するものではありません。
    • ★ 就職の為の情報として利用するに際しては学生諸君自身の判断で利用する事。
    • ★ このガイダンスは「学生会員」、「教室会員」および「事務局関係者」のみに開示されます。
    • 閲覧には認証が必要です。
2019年4月1日より2019年度パスワードに変わりました。
2019年度のパスワードを入手していない方は応化会事務局までお問い合わせください。

関根泰教授の研究がICEF 2020 Top 10 Innovationsに!

関根泰教授の研究「低温での二酸化炭素のメタン化技術の開発」が2020年のICEF Top 10 Innovationsに選ばれました。(ICEF: Innovation for Cool Earth Forum)

ICEPは、気候変動問題の解決に向けて、エネルギー・環境分野のイノベーションを促進する方策を議論する国際会議です。世界の産学官の関係者が一堂に会し、英知を結集した議論と協力を促進することを目的としています。当時の安倍首相の提唱により開始され、2014年から毎年10月に東京で年次総会を開催しています。経済産業省及びNEDOが主催し、外務省、文部科学省及び環境省が共催しています。
世界の産学官の関係者が、革新的な低炭素技術の開発・普及に向けたビジョンを共有し議論を深めるため、運営委員の David B. Sandalow(元米国エネルギー省次官)を中心に2015年からロードマップを作成しています。
ICEF Top 10 Innovationsは、「エネルギーと気候変動の緩和における最近のイノベーション」の中から、今後一層の取組を必要とする分野、焦点をあてるべき分野を特定し、分野別のイノベーションの現状と動向を明確にした上で、各分野における実現可能性や技術の革新性等の観点から、特に優れた事例として最終的に年次総会参加者の投票により選定されて、閉会式にて発表されます。

ICEF Top 10 Innovations

参考

応用化学会による学生企画フォーラム2020のご案内

早稲田大学応用化学会 学生委員会委員長 田中亮祐(修士1年)
学生委員会学部生部会部会長 岡順也(学部3年)

 ライオン株式会社様をお招きし催した第五回学生企画フォーラムに引き続き、今年も学生委員会が企画・運営するフォーラムを開催することとなりました。その第六回目と致しまして、旭化成株式会社様の絶大なるご協力のもと、下記の通りZoomにより開催致しますので、多数ご参加をお願いいたします。

<正会員の皆様へ>
学生による企画・運営でございますが、是非昨年度と同様、日頃より学生委員会にご支援頂いております多くのOBOGの皆様に参加して頂けますと幸甚です。

<学生会員の皆様へ>
本フォーラムは、応用化学の学び舎で培った「役立つ化学、役立てる化学」の理念のもと、社会でご活躍されている先輩の生の声を聞くことができますので、今後の学生生活のモチベーション向上や進路選択および将来設計の助けとなることを期待しております。是非、ご参加ください!

  1.    講師

講師1:室園 康博 氏

  • 1986年 早稲田大学大学院 応用化学専攻修了(城塚研究室)
  • 1986年 旭化成工業(株) 入社
  • 1986年 レオナ原料工場(当時) 製造課長まで勤務
  • 2005年 川崎 モノマー系製造部長
  • 2011年 AN海外プロジェクト長
  • 2012年 MMA事業部長
  • 2014年 川崎製造所長
  • 2017年 水島製造所長
  • 2019年 執行役員、基盤マテリアル事業担当補佐
  • 2020年 PSジャパン(株)代表取締役社長(現職)
  • 現在に至る

講師2:成澤 直己 氏

  • 2005年 早稲田大学大学院 応用化学専攻修了(酒井研究室)
  • 2005年 旭化成ケミカルズ(株) 入社
  • 2005年 旭化成ケミカルズ(株) モノマー製造第一部
  • 2014年 旭化成ケミカルズ(株) 生産技術・設備総括部
  • 2016年 旭化成(株) 経営企画部
  • 2020年 パフォーマンスプロダクツ事業本部 企画管理部 ゴム・エラストマー企画室
  • 現在に至る

講師3:研究開発職 (女性)

  • 2009年3月 早稲田大学大学院 応用化学専攻修了(応用物理化学研究室)
  • (* プライバシー保護のため、詳細情報は未記載とさせて頂きます。)

2.  日時

2020年12月5日(土)15:00~17:30 (受付開始 14:45)

3.  当日のスケジュール

  • 14:45-15:00      zoom受付開始
  • 15:00-15:10      開会の挨拶、注意事項説明、社員様紹介
  • 15:15-15:25      会社概要説明
  • 15:25-15:55      第一講演
  • 16:00-16:20      第二講演
  • 16:20-16:40      第三講演
  • 16:45-17:15      パネルディスカッション
  • 17:20-17:30      閉会の挨拶

     

*参加申し込みは11月28日00:00にて終了しました。

以上

 

濱逸夫新会長挨拶


濱逸夫新会長

先日の総会決議で新たに会長として選任頂きました濱と申します。

先ず簡単に私自身の自己紹介を致しますと、1977年に平田研究室を卒業し、ライオン油脂株式会社、現在のライオン株式会社の研究開発本部に研究員として入社しました。卒業後の早稲田との関わりでは、西出先生や竜田先生にお世話になり、博士号を授与頂きました。ライオンでは、幾つかの研究所長や事業部長等を歴任した後、2012年に代表取締役社長に就任し、その後、2019年から会長として現在に至っております。早稲田応化会とは、第27回の交流講演会で講演させて頂いた後、関りが深くなり、2018年に応化会副会長、そして本年会長に選任頂きました。
未だ現役で会社の経営に深く携わっていますので、皆さんには、様々なお手伝いをお願いすることになると思いますが、微力ながら、全力で早稲田大学応化会を盛り上げて参りますので、ご支援の程、宜しくお願い申し上げます。
新会長として、応化会を率いるにあたっての基本方針ですが、西出前会長に改革頂いた応化会の活動基盤を定着させると共に、

  1. 全世代にとって魅力ある応化会活動に進化させること
  2. コロナ禍によって大きく変わりつつある環境を変革のチャンスにして、次世代の情報基盤を構築すること
  3. 2023年に迎える、応化会100周年の記念事業の準備を進め、国内外に存在感のある早稲田応化会への変革を加速したいと考えています。

役員新体制は、これまで基盤委員長としてご尽力頂いた下村さんに、新たに副会長をお願いし、これまで基盤委員だった梅澤さんに、新たな基盤委員長に就任頂きます。学内理事は今後少し交替があると思いますが、このような新体制で応化会活動を牽引して参ります。

収束の見えないコロナ禍については、集会など活動が制限される中、リモートをはじめとする電子媒体を活用し、先程お話ししましたように、次世代の情報基盤を構築することによって、新しい応用化学会を築きたいと思います。
またコロナ禍で苦しむ学生にも寄り添い支援する活動にも力を入れたいと考えています。

既に西出前会長から、これまで応化会活動にご支援賜りました評議員の皆さんには、お願いのメッセージを送って頂きましたが、応化会変革の為の新たな仕組みとして、評議員会を改組し、世代縦割りの意見交換を活性化させ、執行部推進施策に対する全面的な支援体制を確立したいと思います。新たな評議員については、各世代の連絡係に止まらず、応化会の活性化に寄与していただく為、今まで応化会活動に携わり活動に関心の深いベテランの方々、現在、評議員・各委員会委員として応化会活動に貢献頂いているメンバー、あるいは今後積極的に活動に貢献頂けるメンバー、学生時代に学生部会メンバーとして活躍されていた方、および奨学生の中から新たな各世代代表を選出し、会長として私からお願いし、委嘱致します。メンバーの任期は2年とし、重任を可とします。
なお、評議員会議長には西出前会長に就任していただくことをお願いしています。

2023年に迎える応化会設立百周年については、既に本年の応化会予算の中で、記念事業準備費を予算化しています。また準備委員会を立ち上げ、委員長には、下村新副会長に就任して頂き、新たな記念事業の検討や記念式典の開催準備を進めて頂きます。
既に会場として、2023年5月20日(土)にリーガロイヤルホテル東京を押さえておりますので、未だ少し先の話ですが、是非ともご予定に入れて頂きたいと思います。

このような活動を積み重ねながら、『多様な繋がりを創造し、そしてそれを強力に応援する応化会活動』へと進化させて行きたいと考えておりますので、ご期待下さい。

最後に改めて、皆さんの多大なる応援をお願い申し上げて、私からのメッセージを終わらせて頂きます。どうぞ宜しくお願い致します。

                                         以上

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2020年度定期総会の開催報告

2020年度定期総会
2020年8月11日(火)~ 8月23日(日)Web配信
場 所: 早稲田応用化学会ホームページ上

本年度は、コロナ感染の影響を受け、定期総会と先進研究講演会「応用化学最前線-教員からのメッセージ」は早稲田応用化学会のホームページ上で実施した。
参加者は232名であった。

1. 西出会長挨拶

西出会長挨拶

 

2020年度の主な活動状況と応用化学会の現状を報告するとともに、在任2年間の会員各位のご支援にお礼を述べた。

( ⇒ 全文 )

2. 総会議事

1) 第1号議案:2019年度事業報告・会計報告及び監査報告( ⇒ 2019年度収支報告書 )

井村正寿庶務理事

井村庶務理事より2019年度12のイベントとホームページの刷新の活動報告がなされ、津田会計理事より決算額は 11,910,743円(予算 14,327,000円)であり、収入の不足額は収支補填準備金より423,288円補填したことを報告した。


監査報告 河野恭一監事

続いて、河野監事より6月12日に監査を行い、会計部門においては領収書、通帳等の各種帳票確認した結果、適正に処理されており決算書、貸借対照表は正当であると報告された。また、業務部門においても議事録を精査した結果、三委員会とも、計画通り概ね順調に運営されたと判断したと報告された。事業及び決算の監査報告があった。

 

2) 第2号議案:2020年度事業計画と予算( ⇒ 2020年度予算案 )

井村庶務理事より2020年度の事業計画を報告し津田会計理事より予算は 16,092,300円であり2019年度予算比 1,765,300円増となるが、応化会百周年事業準備金 1,400,000円、事務局移転費 400,000円が主な理由であることを報告した。

3) 第3号議案:会長の選任

次期会長として 濱 逸夫 新制27回 現ライオン株式会社代表取締役会長を役員会で選任しその承認を求めることを井村庶務理事から提案した。

4) 報告事項

1.  「会計管理に関する細則」の変更
2.  保護者向けパンフレットの作成


津田信悟会計理事

 本内容で第1号議案:2019年度事業報告・会計報告 第二号議案:2020年事業計画、予算案 第3号議案:会長選任は全会一致で承認された。
 なお、1名の会員から報告事項に関してご意見を賜りましたことを申し添えます。

先進研究講演会

総会後恒例の先進研究講演会を、今年はウェブ上で開催した。

    • 黒田一幸教授(新24)の講演 「大隈記念学術褒章(記念賞)を受賞して」を動画で配信
    • 福永明彦教授の講演「エネルギーマテリアル研究/自己紹介」を動画で配信

以上